「デザインの知識がゼロでも副業できますか?」

Canvaに関して言えば、答えはYesです。

Canvaはテンプレートとドラッグ&ドロップで誰でもデザインできるツールです。さらに2025年以降、AIによる画像生成・背景除去・デザイン提案が標準機能として使えるようになりました。これにより、デザイン未経験者でも「それっぽいもの」が短時間で作れるようになっています。

ただし「Canvaで副業」といっても、稼げる案件と稼ぎにくい案件があります。その違いを正直に書きます。


Canvaで副業できる仕事の種類

1. SNS投稿素材の制作(最も需要が多い)

単価相場:1投稿500〜3,000円 向いているクライアント:飲食店・美容室・アパレル・個人ブランド

InstagramやXの投稿用画像を代わりに作る仕事です。

「毎日投稿したいけど画像を作る時間がない」という中小事業者は非常に多い。そこに「月10投稿、Canvaで作ります」と提案する。

Canvaにはブランドキットという機能があり、クライアントのフォント・カラー・ロゴを登録しておくと統一感のあるデザインを量産できます。これを使いこなせるようになると、1投稿あたりの作業時間を10〜15分に縮められます。

2. プレゼン資料・提案書の制作

単価相場:1件1〜5万円 向いているクライアント:コンサル・スタートアップ・営業担当者

PowerPointやKeynoteで資料を作るのが苦手な人は多い。Canvaのテンプレートは洗練されたものが多く、「見た目のいい提案書」を短時間で作れます。

企業向けのこういった案件は、単価が高くなりやすいです。1件で3〜5万円になることもあります。

3. ECサイト用の商品画像・バナー制作

単価相場:1枚500〜2,000円 向いているクライアント:Amazon出品者・BASE・Shopifyで販売する事業者

商品画像を白抜きにして、説明テキストと組み合わせたEC向け画像を作る仕事です。Canvaの背景除去AI機能が便利で、商品写真をアップロードするだけで背景が自動で消えます。

Amazon・BASE・メルカリShopsを運営している事業者への営業が効果的です。

4. ロゴ・ブランド素材の制作

単価相場:1件1〜3万円 注意:クオリティ要求が高め

Canvaでロゴを作る副業もありますが、クライアントの期待値が高くなりやすく、デザイン未経験者には難易度が上がります。

最初のうちは上記1〜3の案件で実績を積み、慣れてきてからロゴに挑戦する順番がおすすめです。


Canva Proは必要か?

月額1,800円程度のCanva Proに入るべきかどうか、正直に言います。

副業として受注する場合は入るべきです。

理由:

  • 素材・フォント・テンプレートの種類が無料版の10倍以上
  • ブランドキット機能でクライアント別の設定を管理できる
  • 背景除去・Magic Resize(SNS・バナー等の複数サイズ一括変換)が使える
  • ウォーターマークなしでファイルを書き出せる

月1件3,000円の案件が取れれば、CanvaPro代は初月に回収できます。

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最初の案件を取る方法

ステップ1:Canvaで自分のサンプルを3〜5枚作る

まず「架空のクライアント向け」のサンプルポートフォリオを作る。「カフェのInstagram投稿5枚セット」「フィットネスジムのバナー3種」のような形で。

これをポートフォリオとしてクライアントに見せることで、未経験でも「この人に頼める」と思わせられます。

ステップ2:クラウドワークスかランサーズで応募する

「バナー制作」「SNS素材」「資料作成」で検索すると案件が出てきます。実績ゼロの最初は単価を少し下げてでも受注し、評価レビューをもらうことを優先します。

ステップ3:知人・地域の中小事業者への直接営業

周りに中小企業の経営者や個人事業主がいれば、「SNSの画像を作りましょうか」と提案してみる。最初は1〜2件を格安でやらせてもらい、実績写真を撮って次の営業に使う。


よくある質問

CanvaとAdobe、どちらを使うべきですか?

副業として始める段階ではCanvaで十分です。Adobeは習得コストが高く、月額もCanvaより高い。副業収入が安定してから、必要に応じてAdobeを追加するのが効率的です。

Canvaで作ったものの著作権はどうなりますか?

Canvaのテンプレートや素材はCanvaのライセンスに従います。Proプランなら商用利用可能な素材が多数使えます。ただし、クライアントへの納品前に利用する素材の商用利用可否を確認する習慣をつけてください。


Canvaと組み合わせて使えるAIライティングツールについてはAIライティングツール比較5選で詳しく比較しています。SNS運用代行と組み合わせると単価が上がりやすいです。