Makeで副業をしている人の話を聞くと、単価が異様に高いことに気づきます。

ライティング副業が月5〜10万円で「まずまず」とされる世界に対して、Make(旧Integromat)を使った業務自動化副業は、1案件で10〜30万円、月額継続で3〜10万円/社という水準が普通です。

なぜそんなに高いのか。理由は「代替手段がない」からです。同じ自動化を外注開発でやると数倍のコストになる。Make(ノーコード)なら安くできる。でもMakeを使える人間が少ない。この構造が高単価を生んでいます。


Makeとは何か

Makeは「ノーコード自動化ツール」です。

プログラミングなしで、複数のWebサービス・アプリを連携させて自動処理のフローを作れます。「Gmailにメールが届いたら、Slackに通知を送る」「Googleフォームに回答があったら、スプレッドシートに記録してメールを自動送信する」といった自動化を、視覚的なブロック操作で作れます。

さらにChatGPT APIと組み合わせると、「問い合わせメールが来たら内容をAIが分類してチームに振り分ける」「SNS投稿アイデアをAIが自動生成してスケジュールに追加する」といった高度な自動化も実現できます。


Make副業の具体的な案件例

案件1:メール自動返信・分類システム

見積もり目安:初期構築10〜20万円+保守月2〜3万円

毎日大量の問い合わせメールに対応している企業向けの自動化です。

AIが問い合わせ内容を分類(クレーム・一般質問・購入希望など)して、担当者に振り分け、テンプレート返信を自動送信する。人間は「テンプレートでは対応できないもの」だけに集中できるようになります。

案件2:SNS投稿自動化フロー

見積もり目安:初期構築5〜15万円+保守月1〜2万円

「毎日Instagram・X・Facebookに同じ内容を投稿する」という作業をMakeで自動化します。コンテンツをGoogleスプレッドシートに入れておくと、設定した時間に自動で各SNSに投稿されます。

SNS運用代行と組み合わせることで、「コンテンツを作る仕事+自動投稿システムの構築・保守」という付加価値の高いサービスになります。

案件3:在庫・発注管理の自動化

見積もり目安:初期構築15〜30万円

小売業・EC事業者向けです。在庫数が一定を下回ったら自動で発注書を送るフローや、Shopifyの注文データを自動で経理ソフトに取り込む連携などを構築します。

案件4:採用・問い合わせフォームの自動化

見積もり目安:初期構築5〜10万円

Googleフォームに応募や問い合わせが来たら、自動でスプレッドシートに記録し、確認メールを送り、Slackに通知する。採用担当者の手作業を90%削減できます。


Make副業を始めるステップ

ステップ1:Makeに無料登録して基本を覚える

Make(make.com)は無料プランで始められます。まずは「Gmailが届いたらSlackに通知」「Googleフォームの回答をスプレッドシートに記録」のような簡単なフローを作って慣れる。

YouTubeに「Make チュートリアル」で日本語動画が出ています。1週間真剣にやれば基本は身につきます。

ステップ2:ChatGPTと連携したフローを作る

ChatGPT APIとMakeを組み合わせたフローを作れるようになると、単価が一気に上がります。Makeの「HTTP」モジュールでOpenAI APIを叩く方法を覚えてください。

ステップ3:最初の案件を身内から取る

知人の経営者・個人事業主に「業務の中で手作業で繰り返していることはありますか?」と聞いてみる。ほぼ必ず何かある。それを自動化するプロジェクトを格安でやらせてもらう。


Make副業のビジネスモデルとして美しい点

一番の魅力は月額継続収入です。

自動化フローを構築した後、「月に1〜2万円で保守・改修・質問対応します」という契約にすると、作業はほぼ発生しないのに毎月収入が入ります。

1社あたり月2万円の継続契約を5社持てば月10万円のパッシブインカムです。これが積み上がっていくため、時間をかけるほど収益が安定します。


MakeとZapierの違いについては後日別記事で詳しく比較します。まずどちらを学ぶか迷っている方はAI副業診断で自分の条件に合った副業を確認してから決めるのが効率的です。